
セックスレスがつらいとき|「解消」より先に確認したい5つのこと
目次
「求めてもらえないのがつらい」 「話したいけれど、拒絶されるのが怖い」 「レスなのは、もう愛されていないから?」
セックスレスがつらいとき、その苦しさは「回数が少ない」ことだけではありません。
拒絶された感覚、自分の魅力への不安、浮気への疑い、相手と話せない孤独が重なっていることがあります。
だから、最初から「どう解消するか」だけを目標にしない方が整理しやすくなります。
1. 二人が同じことを問題だと思っているか
セックスの頻度に「正解」はありません。
二人とも今の状態に困っていないなら、外から「解消すべき」と決める必要はありません。
一方で、片方が強く苦しんでいるなら、回数ではなく苦しさが存在することが話し合う理由になります。
まず、
私は回数を数えたいわけじゃなくて、距離を感じて寂しい。
のように、何がつらいのかを言葉にします。
2. 「魅力がない」「浮気している」と直結させない
性生活が減る理由は一つではありません。
- 疲労
- ストレス
- 生活時間のずれ
- 薬や体調
- 痛み
- 性欲の変化
- 関係の緊張
- 過去の傷つき
- そもそもの希望頻度の違い
など、複数の要因があり得ます。
セックスが減ったことだけで、「自分に魅力がない」「浮気している」と決めることはできません。
浮気が気になるなら、性生活とは別に、確認できる事実を見ます。
3. 痛みや身体症状があるなら、我慢で解決しない
性交時の痛み、出血、強い乾燥、性機能の変化などがある場合は、「気持ちの問題」と決めつけず医療機関へ相談できます。
女性なら婦人科、男性なら泌尿器科などが相談先になります。
痛みを我慢して関係を維持しようとする必要はありません。
4. 同意を「関係修復の手段」にしない
「夫婦なんだから応じるべき」 「レスを解消するために我慢する」
という方向に進むと、親密さを取り戻すどころか、さらに安全性を失うことがあります。
セックスは、関係を続けるための義務ではありません。
その都度、双方が同意できることが前提です。
拒否された側の寂しさも、拒否する側の境界線も、どちらも無視しないことが必要です。
5. 話し合いで見るのは「答え」より応答
話すときは、
私はこの状態がつらい。あなたは今の関係をどう感じている?
と、自分の気持ちと相手の認識を分けます。
ここで見るのは、すぐ解決策が出るかではありません。
- 真面目に聞く
- 嘲笑しない
- 一方だけに責任を押しつけない
- 身体や気持ちの事情を話せる
- 二人でできることを探す
という応答があるかです。
「嫌なら離婚すれば」「そんなことで悩む方がおかしい」と切り捨てられる場合、その反応自体が関係を考える材料になります。
解消以外の選択肢もある
親密さを取り戻したい場合でも、いきなり性交を目標にする必要はありません。
- 一緒に過ごす時間を戻す
- ハグや手をつなぐなど、双方が心地よいスキンシップを探す
- 体調について医療機関へ相談する
- 夫婦だけで話せない場合はカウンセリング等を使う
という段階があります。
そして、話し合っても希望が大きく異なる場合は、この違いを抱えたまま関係を続けられるかを考えることも必要です。
まとめ
セックスレスがつらいとき、確認したいのは「何回すれば解消か」ではありません。
- 二人とも問題だと思っているか
- 何が一番つらいのか
- 身体症状はないか
- 同意と境界線が守られているか
- 話したときに相手が向き合うか
です。
親密さの問題は、回数の問題であると同時に、信頼と境界線の問題でもあります。